装着・使用上の注意

アルミホイールを正しく安全にご使用いただくために

販売店様及びこのホイールをご使用いただくお客様へ(必ずお読みください)

このアルミホイールは「軽合金製ディスクホイールの技術基準(乗用車用にJWL、トラック・バス用にJWL-T)」に適合し、
更に「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」の厳格な品質・強度再確認試験に合格し、VIAマークをあたえられていますが、
安全の為に下記の内容を守ってご使用ください。

  • ホイールはサイズ、穴数、P.C.D.、インセット及び取り付け面形状の組み合わせで、車への装着可否が決まります。
    不適合なホイール・タイヤの装着は、危険ですので販売店にご相談の上、必ず装着車両に適合したホイール・タイヤを使用してください。
  • エアーバルブは必ず付属の専用バルブ(または指定バルブ)を使用してください。
    バルブがホイールのバルブ穴に適合しないと、空気漏れの危険性があります。なお、バルブは必ず新品バルブをご使用ください。
    一度取り外したバルブはパッキンの老化等により、空気漏れの原因となることがありますので再使用しないでください。
警告
  • タイヤ組み後に空気漏れがないか必ず確認してください。タイヤとリムとのかん合部やバルブ周辺部は特に注意をしてご確認ください。
    空気漏れが発生した状態で走行を続けますと、直進性が悪くなったり、ホイール・タイヤを損傷するなど、事故につながる可能性があり危険です。
  • タイヤ組み後、必ず全輪ともホイールバランスを調整してください。
    バランスが狂っていると異常振動やタイヤの偏摩耗の原因になります。
危険
  • アルミホイールの取り付けナット座はテーパー座、球面座、平面座等の種別があります。
    車側のネジ径、ピッチをご確認の上、必ず専用ナット・ボルトを使用してください。形状の異なるナット・ボルトは十分な締め付けができないため、
    走行中に外れる可能性がありますので、絶対に使用しないでください。
  • 取り付けナットは、推奨トルク(M12で約90N・m~約120N・m、M10で約50N・m~約70N・m)で締めてください。
    取り付けナットの締め過ぎはボルト穴やハブ穴の変形、及びボルト破損などが発生することがあります。締め不足は、ナット緩みの原因となります。
    なお、インパクトレンチをご使用の場合は、低いトルクで仮締めし、その後推奨トルクで締め付けてください。
  • 車種によっては、ブレーキドラム仮止め用ビスや位置決めピン等が出ており、これがホイールの取り付け面等に当たる場合は、
    販売店にご相談ください。
警告
  • 車両への装着の際は、車体、サスペンション部品等との接触がないか(前輪はハンドルを左右一杯に切って)ご確認ください。
    ホイール・タイヤが車体からはみ出すことは、法令で禁止されています。絶対に避けてください。
  • 走行前にはタイヤの空気圧点検を必ず実施し、指定空気圧に設定してください。空気圧不足は小さな衝撃でもタイヤ・ホイールを傷める原因となります。
  • 装着初期やローテーション後は取り付けナットが緩みやすいので(約100km走行後)推奨トルクで増し締めしてください。
    また定期的に緩みがないか点検してください。
警告
  • 急発進、急制動、急旋回など無理な走行、乱暴な運転はタイヤ、ホイールを傷めるだけでなく、
    重大な事故の原因にもなりますので、絶対に行わないでください。
警告
  • 運転中に異常振動や異常音などを感じたら、直ちに安全な場所に停車し、点検をしてください。
警告
  • 歩道、縁石や凹凸などへの乗り上げはホイールが変形したり、亀裂が生じやすいので注意してください。
    変形等を起こした場合は使用を中止し、販売店もしくはメーカーにご相談ください。
警告
  • 組立式(2・3ピース)ホイールのリムとディスクの結合ボルトは、製造時に規定トルクで締め付けています。
    重大な事故につながりますので増し締めや、ゆるめたりなどは絶対にしないでください。
  • ホイール修理業者や、お客様自身による加工、修理は絶対にしないでください。ホイールは車の重要部品で、性能は国土交通省技術基準に定められており、ホイールメーカーはこの基準に定められた疲労試験、衝撃試験を満足させた性能の製品を製造しております。
    製造販売後に溶接、曲げ加工等により修理を施すことは強度低下を招きます。
    強度低下したホイールによる走行が物損・人身事故と直結する可能性もあり、非常に危険です。
  • アルミ合金は、耐腐食性に優れていますが、泥等が付着した状態で長時間放置しますと、光沢にムラが出ることがありますので、
    洗浄等により常にきれいな状態でご使用ください。
  • 降雪地域の道路凍結防止剤、海岸地域の塩水や潮風は、アルミ合金に対して非常に有害ですので、走行後よく水洗いをしてください。
  • 一般に市販されていますホイールクリーナー及びボディクリーナーをご使用の際は、取扱い説明書をよくお読みください。
  • ホイールの仕様は、予告なしに変更する場合があります。
  • 本体価格(Price)は希望小売価格で、小売りの目安となる価格です。なお、脱着・組換え・バランス調整等の価格は含まれておりません。
    同一デザインの商品でもサイズ・インセットなどで、外観が掲載写真と異なる場合があります。
  • パソコンの環境・設定によっては、実物と写真の色が若干異なる場合があります。
  • ホイールに取扱い説明書が添付されている場合は、必ずお読みになり、その指示に従ってください。

乗用車用軽合金製ディスクホイールの
技術基準

JWL

(JWL基準適合マーク JAPAN LIGHT ALLOY WHEELの略)

この基準は乗用車(乗用定員11人以上の自動車、二輪自動車および側車付き二輪自動車を除く)用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWLのマークが表示されています。

トラック及びバス用軽合金製ディスク
ホイールの技術基準

JWL-T

(JWL-T基準適合マーク JAPAN LIGHT ALLOY WHEEL TRUCK & BUSの略)

この基準はトラック・バス用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行い、適合したものについてはJWL-Tのマークが表示されています。

品質検査合格マーク

VIA

(品質検査合格マーク VEHICLE INSPECTION ASSOCIATIONの略)

JWL・JWL-T基準に定める適合商品であるか否かを第三者公的機関の「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」が確認するもので、JWL・JWL-T基準による厳格な品質・強度再確認試験に合格したものについてはVIAマークの表示がされています。